便秘 改善 マッサージ。 【医師監修】便秘解消のマッサージ効果と方法|腸やお腹を治したい人へ

便秘改善に効果あり!のの字マッサージは時計回りの向きから!

便秘 改善 マッサージ

1、機能性便秘 便が作られる過程や排便の仕組みに障害があるケース。 1 弛緩性便秘 大腸の運動が低下したために起こる便秘のこと。 腸管の緊張が緩み、便を押し出すぜん動運動が十分に行われないため、大腸内に便がたまる。 その結果、便から水分がなくなっていき、やがてカチカチに硬くなる。 便秘の中で最も頻度が高い。 2 痙攣性便秘 副交感神経が過度に興奮することによって腸管が緊張し、便がうまく運ばれず、うさぎのフンのようにコロコロとした便になる。 精神的ストレスや過敏性腸症候群などが原因。 3 直腸性便秘 便が直腸に到達しても排便のサインが起こらず、直腸に便が停滞してしまう状態のこと。 排便を我慢することが原因となるほか、高齢者や寝たきりの人に多い。 腸の中ってどうなっているの? 便意はどのように起こる? そもそも、便意はどのようにして起こるのでしょうか。 私たちが食べたものは、胃や小腸で消化され、水分を多く含むドロドロの液状で大腸に入ります。 そこでゆっくりと水分が吸収されることで固形化し、次第に便の形になって肛門へ送られます。 この時、便が何日間も腸の中にあると、便の水分が腸壁に過剰に吸収されてしまうため、便がカチカチの状態になって、硬く小さい状態になります。 これが「弛緩性便秘」の状態です。 では、便が肛門に到達すると、どのようにして便意が起こるのでしょうか? 腸の動きは、自律神経によって支配されています。 大腸はぜん動運動を起こすことによって、便を体外へ送り出すのですが、このぜん動運動が始まるきっかけとなるのは、私たちが何かを食べたり、飲んだりして胃に物が入ったとき。 つまり、私たちが食事をして、胃に物が入ると、その刺激をきっかけに大腸のぜん動運動が始まるのです。 これを、「胃・結腸反射」と呼びます。 そして、大腸の中のS字結腸に届いた便は、次に直腸へ送られます。 すると、便が直腸の壁に押し付けられ、その刺激によって、肛門にある内肛門括約筋が緩みます。 同時に、大脳に「便がきた」というサインが伝わり、大脳が「便を出しなさい」という指示を出します。 排便する準備ができると、内肛門括約筋の外側にある外肛門括約筋が緩み、排便します。 これが、便意が起こって排便するまでの仕組みです。 そもそも「便」って何からできているの? 便秘を改善するには、便について正しい知識を得ることが必要です。 一体、体内でどうやって便が作られるのか、その仕組みを見てみましょう。 健康な人の場合、便の80%が水分でできています。 このうち、大切なのは便に含まれる腸内細菌。 わずか(乾燥した状態で)1gの便に、約1兆個もの腸内細菌が含まれていると言われています。 よく、「腸内細菌を増やしましょう」と言われますよね。 なぜ、腸内細菌が大切かというと、腸内の細菌が体の健康に大きく貢献しているからです。 腸内細菌は「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種類に分けられると考えられています。 この3種類は基本的に、 (1)善玉菌 悪玉菌の侵入や増殖を防いだり、腸の運動を促したりする。 (2)悪玉菌 腸内の内容物を腐らせ、有毒物質を作る。 (3)日和見菌 善玉菌が優勢の時は善玉菌の味方を、反対に、悪玉菌が優勢の時は悪玉菌の味方をする。 と言われています。 健康な人の腸内は、腸内の菌バランスが一定の条件で保たれています。 便には、こうした腸内細菌が生きたまま含まれていますから、便を見ればその人の健康状態がわかるのです。 理想の便は、バナナのような形状。 量はバナナ2〜3本分くらいで、臭いはきつくなく、硬さは練り歯磨き程度。 いきむことなく気持ちよく出て、水に浮くくらいの軽さがベストとされています。 こうした状態の便が出ているということは、腸の中で菌のバランスが保たれていて、健康である証拠と言えます。 反対に、ガチガチ・コロコロの硬い便や、水分の多いビシャビシャの便、あるいは、ヒョロヒョロと細長く、ゆるい状態の便であれば、腸の中で悪玉菌が優位であったり、ストレスなどが原因となって、腸の働きが鈍くなったりしていることが疑われます。 しかし、便秘ではなく別の疾患の可能性もありますので、気になる場合は早めに病院で検査を受けましょう。 それでは、便秘が続くと一体、体の中ではどんなことが起こるのでしょうか。 まず、多くの人が感じるのが、腹部膨満感、いわゆる、お腹が張った状態です。 便秘の場合、腸内で悪玉菌がどんどん繁殖していきますから、食べたもののカスが腐敗し、ガスを発生しやすくなります。 そうすると、見た目にもお腹がパンパンに張った状態となって、苦しい状態が続くことになります。 また、便秘になると腹痛も起こしやすくなります。 腸に溜まった便やガスは、いわば、出口が完全に塞がれ、狭いところに閉じ込められた状態。 腸の口側から便やガスを肛門側へ送ろうとしますから、そのとき、痛みを生じやすくなるのです。 特に、腸のたるみが多いS字結腸の部分に腹痛を起こしやすくなります。 それから、便秘が続くと腸全体の働きが悪くなって、食欲不振も起こりやすくなります。 また、腸全体の動きが悪くなることによって、消化液が消化管に貯留しやすくなり、吐き気を起こすこともあります。 こうした内臓のトラブルにより、血行が悪くなり新陳代謝が滞ることによって、肌のハリやツヤがなくなったりすることもあります。 また、腸内で老廃物が次第に腐敗し、そこから毒素が出ることで、肌に吹き出物やシミ、ニキビができることもあります。 さらに、イライラ、不眠、頭痛、肩こり、めまいなどを引き起こすこともありますし、硬い便を一生懸命排泄しようとすることで、痔が起こることも。 このように、便秘はさまざまな症状を全身に引き起こすリスクがあるのです。 便秘のメカニズムから考えうる便秘解消のポイント 全身のさまざまなところでトラブルを引き起こす可能性がある便秘。 それでは、これを解消するにはどうしたら良いのでしょう。 これまでみてきたように、便秘の原因は大腸内のトラブルです。 つまり、大腸の中に食べたもののカスが何日も止まってしまったり、水分が腸壁に過剰に吸収されて便がカチカチになってしまったり、大腸そのものの働きが弱まってしまったりすることが原因となって、便秘が起こっているのです。 ということは、逆に考えれば、大腸を健康にすれば便秘は改善できるということになります。 覚えておきたいことは、「腸はリズムを大切にする臓器である」ということ。 よく、「旅行先で便秘になってしまう」という人がいますよね。 それは旅行に出かけると、生活環境や食事の時間、睡眠の時間帯などが変わってしまい、体内リズムが乱れてしまったことが原因。 つまり、不規則な生活を続けると腸のリズムが乱れ、働きが弱まってしまうのです。 便秘とサヨナラしたいと思ったら、まずは、食事や就寝、起床の時間を一定にそろえることが必要です。 また、日常的にストレスを感じている人も、自律神経のバランスが乱れやすくなり、腸の働きが鈍くなってしまうことが多いので注意。 ストレスをためず、心身ともに規則正しい生活を送ることが、便秘解消の第一歩なのです。 1、運動・マッサージ 多くの場合、便秘は運動不足から起こります。 特に、体力や筋力が低下したことが原因で起こるのは、「弛緩性便秘」。 このタイプの便秘の人は、日常的に運動する習慣を取り入れるだけで、症状を改善しやすくなるでしょう。 便秘に一番関わりのある筋肉は、腹筋。 腹筋が衰えると、便をスムーズに押し出す力が弱くなります。 また腹筋が弱まると、腸の緊張が低下してぜん動運動も弱まってしまいます。 腹筋運動は腹部の血行を促進して胃腸の働きをよくし、自律神経にも作用して排便を促してくれます。 ぜひ、日常的に腹筋を鍛えることを意識しましょう。 とはいえ、特別に筋トレを頑張る必要はありません。 仰向けになって両手を頭の後ろで組み、ゆっくり息を吐きながらつま先を見るようにして、頭を少しだけ起こします。 この時、お腹をできるだけ薄く引き締めるのがポイントです。 5秒くらい数えたら、再び頭を元の位置へ。 これを毎日10回くらい続けることで、適度に腹筋を鍛えることができるでしょう。 朝、目を覚ましてベッドの中でやってみたり、テレビを見ながらやってみたり、日常の隙間時間をうまく活用してみましょう。 もちろん、ウォーキング、水泳、ジョギング、ヨガなどの全身運動もおすすめ。 適度に筋肉を鍛え、排便の力を養いましょう。 そのほか、腹部のマッサージも便秘には効果的。 腸を刺激し、排便を促すことが期待できます。 仰向けになって、両手の人差し指から薬指までの4本を使って、おへその周りを時計回りにマッサージします。 この時、ひらがなの「の」の字を描くように30回くらい、ゆっくりマッサージすると良いでしょう。 寝る前のリラックスした時間や、入浴したあと、体がポカポカと温まっている時間に行うのがおすすめです。 また、便秘で苦しい時は、便秘に効くツボを刺激するのも良いでしょう。 おなかが張って苦しい時は、手首にある「間使(かんし)」のツボを押してみます。 場所は、腕の内側の、手首から指4本分上がったところ。 左右の腕の両方にあります。 親指をツボにあて、残りの指で腕を支えるようにしながら、2~3分ずつ、ゆっくりもんでみましょう。 次第に腸の動きが活発になってくるはずです。 さらに、寒さや冷えがストレスとなって、交感神経が優位になりすぎることで腸の活動が衰え、便秘になっているかもしれません。 特に、冷えが気になる人は使い捨てカイロを使ったり、重ね着をしたりして、冷えを防ぐように心がけましょう。 2、食べ物 便秘の対策で大事なのは、「食べ物」です。 特に、日頃から便秘になりやすい人は、まず食生活を見直すことが必要です。 その際には、次のようなポイントに注意してみましょう。 1 食物繊維と水分を十分取る 食物繊維は、腸のぜん動運動を活発にし、便を排出しやすくしてくれます。 穀物、いも類、豆類、ひじき、寒天、果物など、食物繊維を豊富に含む食品をしっかり摂りましょう。 また、水分の摂取量が少ないと便が硬くなり、排出しにくくなります。 こまめに水分を摂ることを意識しましょう。 特に、朝、水や牛乳などの水分をコップ1杯摂る習慣をつけると、腸が目覚め、活発に動き出すようになります。 2 腸内環境を整える食品を摂る 排便は腸内環境のバロメーター。 腸内環境が整っていると、便の状態も良くなりますから、日頃から腸内環境をよくする食べ物を意識して摂るようにしましょう。 たとえば、乳酸菌やビフィズス菌を含むヨーグルトや、納豆などの発酵食品、ビフィズス菌など善玉菌のエサになるオリゴ糖は、腸内環境を整え、便秘を改善してくれる効果が期待できます。 3 極端なダイエットはNG。 バランスのとれた食生活をキープ 「痩せたい!」と思って極端に食事量を減らすと、食物繊維や水分も不足してしまいがち。 そうすると、便のカサが減って、カチカチに硬くなってしまいます。 さらに、ダイエットのために油の摂取を控えると、便の滑りが悪くなって、ますます出にくくなることも。 便秘になると、皮膚にニキビや吹き出物などのトラブルが発生しやすくなりますし、膨満感で苦しむこともあります。 ダイエットを行なっているつもりが、かえって美容と健康に害を及ぼすこともありますから、極端なダイエットは避け、バランスのとれた食生活を意識しましょう。 4 食事のリズムを整える 朝昼晩の3食をきちんと摂って、内臓の働くリズムを整えることも便秘改善にはとても大切。 特に、朝食を抜いてしまうと、胃腸の働きが鈍くなり、便秘を引き起こしやすくなります。 毎日同じ時間に食事を摂るようにして、体内のリズムを一定に保ちましょう。 3、薬 薬はどうしても便が出ないというときの頼みの綱。 便秘薬を日常的に使用すると、腸の働きが鈍くなり、「便秘薬がなければ排便できない」という状態になりかねません。 また、先に紹介した「けいれん性便秘」は、下剤の乱用が原因となっていることもあります。 便秘薬を使って激しい下痢や腹痛が起こる場合は、早めに医師の診察を仰ぎましょう。 一般的に、便秘薬には作用のメカニズムの違いによって、次の4種類に分けられます。 (1)塩類下剤 腸管内に水分を呼び込み、腸のぜん動運動を促進する (2)膨張性下剤 薬剤が腸管内の水分を吸収して膨張。 大腸に刺激を与えてぜん動運動を促す (3)浸潤性下剤 水分を吸着させる界面活性作用によって便を柔らかくし、排便を促す (4)刺激性下剤 大腸に刺激を与えて動きを活発にさせる。 また、腸壁からの水分を促し、便を柔らかくする 先述した通り、同じ下剤を長期間、連続して使用すると、腸の筋力が低下してしまうことがありますから注意が必要です。 その場合は、医師、薬剤師に相談することをおすすめします。 そのほか、漢方や生薬を使用した便秘薬もあります。 西洋医学では便が出るように、局所的に対応していきますが、一方、漢方薬は腸の働き全体を整え、症状を改善していきます。 複数の生薬を組み合わせた「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」「大柴胡湯(だいさいことう)」などの漢方薬も、便秘に効果が期待されるものとして、よく用いられています。 また、漢方薬のほか、サプリメントの服用も便秘の対策や予防には効果的。 ビフィズス菌や乳酸菌のサプリメントは、忙しくて食生活が乱れがちな時には、頼もしい味方になってくれるでしょう。 偏った食事が多い人は食物繊維が不足することが多いので、そんな時はサプリメントで補うのも賢い方法。 ただし、あくまでもサプリメントは「日常の食生活を補うもの」。 それに頼りすぎることなく、「食事で不足している栄養素をサプリメントで補う」くらいに考え、食生活をしっかり確立させることを心がけましょう。 まとめ 便秘を防ぐためにもっとも大切なのは、バランスの良い食生活と適度な運動。 無理なダイエットで極端に食べる量を減らしたり、「太るから」といって穀類や脂肪を摂らなかったりすると、便になる原料そのものも減ってしまいますし、便をスムーズに排泄するための潤滑油も失われてしまいます。 あるいは、運動不足が続くと、腹筋が弱まり、便を体外へ押し出す力が不足してしまいます。 便秘に悩んでいる人は、まず、食事や運動などの生活習慣を見直すところから始めてみましょう。 それでも便秘が治らない場合は、市販の下剤や漢方薬などを、まずは最小量から摂取してみると良いでしょう。 習慣的に服用すると、次第に体が慣れてしまい、だんだん効かなくなってしまうこともありますから、「薬の効き目が悪くなってきたな」という時は、早めに医師や薬剤師に相談することをおすすめします。 万が一、便秘の症状が続いて、下痢と便秘を繰り返したり、腹部の膨満感がひどくなったり、肩こりや頭痛、吐き気などの症状がみられたりする場合は、市販の下剤に頼らず、早めに病院へ。 便秘の原因として糖尿病や甲状腺の疾患、大腸がん等があります。 気になる場合は一度、病院で検査を受けるのが良いでしょう。 便秘はとても一般的な症状です。 特に男性に比べて腹筋が弱い女性は便秘が多く、日常的に便秘薬を使用している人も少なくありません。 しかし、便秘は生活習慣を見直すことで、ある程度、改善することができるのです。 毎日スッキリ、気持ちよく便を出すことができるように、できることから生活習慣を見直してみましょう。 監修:株式会社からだにいいこと.

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即効性アリ!便秘を治す簡単ツボマッサージ

便秘 改善 マッサージ

【はじめに】 みなさん、普段から腹部マッサージのケアに取り組めていますか? 便秘というと下剤の選択を優先してしまいがちですが、下剤に頼らずに自然な排便を促すことは、患者さんにとっても気持ちのいいものです。 今回は、今までの腹部マッサージとは少し違った方法を紹介させていただきます。 ぜひ日々のケアに取り込んでみてください。 腹部マッサージとは? 便秘の方に対して、腹部をマッサージして腸を刺激することにより、排便を促すことです。 腹部マッサージの目的・適応 便秘の種類を確認しましょう。 上記のように便秘の種類を見分けて、腸の蠕動運動が低下しているときに、腹部マッサージを行うと効果的です。 腹部マッサージに必要な準備 ・既往歴の確認(腹部に異常がないかどうか) ・看護師の手を温めておく ・患者さんへの腹部マッサージの効果の説明を行っておく 腹部マッサージの手順 一般的に教科書などには「の」の字マッサージをしましょうと書かれていますが、ここでは大腸内視鏡専門の水上Dr. 考案のマッサージをご紹介します。 便が停滞しやすい場所 1.左腹部の下降結腸 2.下腹部のS字結腸 3.左上腹部の横行結腸と下行結腸のつなぎめ 方法 左腹部へのマッサージ 1.仰臥位にて左腹部に両手の4本指を当てる(ちょうど、下行結腸を挟む感じ) 2.両手の4本指を使い、腸を揺らすような感じで、左腹部を左右交互にトントンと押す (指先がおなかに少し沈む程度の力で) 3.上下に少しずつ移動しながら1分間揺らす 下腹部へのマッサージ 1.S状結腸のある下腹部を挟むように指を当て、両手の4本指でトントンと交互に押す 2.へそ周辺から骨盤までの下腹部を上下に少しずつ移動しながら1分押す 腹部マッサージの注意点・ポイントなど おすすめの時間帯は、起床直後と就寝前です。 看護師業務の中では難しい時間帯ですが、自分でマッサージができる方はセルフケアとして指導するもの大切です。 自分でできない方へは、3分ほどで終わるマッサージなので、清拭や検温のついでに行うのもいいですね。 おわりに 便秘解消として、下剤に頼る場合も多くあると思います。 しかし、それは看護でしょうか? 日本で多く使われている刺激性下剤は長期間使用すると腸がダメージをうけて真っ黒になり、ポリープやガンにかかりやすくなることが報告されています。 だからこそ、下剤に頼りすぎないで便秘を改善していくことが大切です。 また、患者さんとのスキンシップにもつながり、安心感を与えられる看護を提供できます。

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【腹部マッサージ編】ナースが教える看護手技講座!

便秘 改善 マッサージ

体勢:仰向けで膝を立て、腰の下にクッションを置いた状態。 手:指を閉じ、指先でおへその下から『の』の字を描くように軽くマッサージ。 意識:おへそやおへその下に力を入れ、便がマッサージとともに腸の中を動くイメージをしてください。 体勢は仰向けだけでなく、立ちながらでも問題はありません。 やりやすい状態で行ってみましょう。 指先は強く押し込むというより、少し圧力をかけながらなでるイメージです。 便秘の方の多くは外から触ると硬く、便が詰まっている場所がわかります。 詰まっている場所は、指を押し込んでモミモミしてみましょう。 立った状態の場合、おへその下に少し力を入れ、顎を軽くひき、 便が肛門の方に動いていくのをイメージしながらのの字マッサージを行いましょう。 【応用】のの字マッサージ 肛門直前のS字結腸の部分は、腸のカーブがS時になっているので便が通過しづらい上、大腸により便の水分が再吸収されてしまうので、便が硬く固形になってくる場所です。 この部分で詰まってしまい流れが悪くなると、便の水分量がどんどん減り カチカチ、コロコロの便になり排泄しづらくなります。 便秘状態が続いていると、上記画像の赤丸の部分を外から触ると硬い感覚があると思います。 痛くならない程度に指で左右にゆらゆらとゆらしてあげることで腸への刺激となり、便意が起こりやすくなります。 腸を直接触ってみて、ゆらゆらとゆらしてみましょう。 この時の体勢は、仰向けに寝ながら膝を立てて寝た状態がおすすめです。 その際、腰の下に折りたたんだ薄めの座布団などを入れ約5〜10センチくらい腰が浮いた状態を作ると、硬くなった腸の部分を触りやすくなります。 腰の下に座布団を入れてもうまく腸を触れない方は、100円均一(ダイソー)で購入できる2個入りのテニスボールを腰の下に入れると、腸をより触りやすくなりますよ! 腰の下にテニスボールを入れると、腰の筋肉を伸ばすストレッチにもなります。 気持ちが良くリラックス効果もあるので、一石二鳥ですね。 また、リラックスすると副交感神経が優位となり腸の動きが良くなるため、テニスボールを使いながら腸を刺激するのは便秘解消におすすめです。 基本の「のの字マッサージ」と併せて行ってみましょう! 【美腸プランナー式】小腸〜大腸マッサージ 美腸プランナーという民間資格取得の中で教えてもらう腸のセルフマッサージです。 2017年3月現在、管理人は美腸プランナー2級を取得しています。 小腸をマッサージ 1. 呼吸法とともに小腸の緊張をとるマッサージ• ゆったりとした呼吸とともに、小腸をマッサージしていきます。 痛みを感じない程度に気分の良いマッサージを15呼吸〜20呼吸分くらい続けましょう。 気分が落ち着き、リラックスできていることが重要です。 リラックスしている状態の時は副交感神経が優位になるため、腸が動きやすく便秘解消におすすめです。 右の脇腹の場合は右下から右上にもみあげていきます。 この時の手の形は右手の親指とその他の指で脇腹を挟んで、徐々に上に向かい大腸をもんでいきます。 右腰骨の上部分からしっかりと指で挟み込み5秒間程度押し込んだのち、少し上に位置をずらし再度脇腹をもみます。 左脇腹の場合は上記とは逆の体勢になり、左上の脇腹をもみ、左下の腰骨に向かってもんでいきます。 最後は仰向けの状態で、左下から骨盤に沿って恥骨方向に押し込みます。 当ページの「【応用】のの字マッサージ」とともに大腸の最終カーブの便が硬くなりやすい部分をゆさゆさともみ込んでいきます。 今回紹介している方法は寝ながら行う腸もみ方法ですが、 入浴中にゆったりとマッサージするのもおすすめです。 腸もみマッサージと共に行ってほしい対策 大腸の四隅は、 便が渋滞を起こして 止まりやすい場所です。 その四隅の部分に触れて、指の腹でマッサージをします。 マッサージは、強く押すというより、腸に触れて「モミモミ」する動作と、腸が動くイメージでリズミカルに押す動作をすると良いでしょう。 運動と併せて腸もみをするとさらに効果的! 腸もみマッサージをしながら、腰で「 フラフープを回す動き」をしてみましょう! 右回り、左回りともに行うと効果的です。 このマッサージと運動の方法は、順天堂大学の小林弘幸医師が出演した金スマの番組内で取り上げられており、ひどい便秘の症状があった芸能人2名がこの腸もみマッサージとフラフープ運動にチャレンジし、結果自然排便に至っています。 腸もみマッサージは、腸の動きが全体的に悪い弛緩性便秘の方におすすめです。 金スマの番組中、MCの中居君が腸もみと腰まわし運動の合わせ技を行ったところ、腸が刺激されすぎて、本番中に便意を催す一幕もありました。 このように、腸の動きがすぐに改善されるという効果をもたらすことが、このフラフープ運動の特長です。 毎日朝ごはんを食べた後や、気が付いた時にやってみましょう! 【便秘外来:小林先生式】トイレでのマッサージとストレッチ トイレの中でも簡単なストレッチをすることで、腸の動きを促すことができます。 便座に座った状態で 足のくるぶしを触る運動をしてみましょう。 右手で左足内側のくるぶしを触り、左腕を天井に向かって引き上げる。 続けて、左手で右足内側のくるぶしを触り、右腕を引き上げる。 上記の1、2の運動を繰り返すことで、体を前後に傾ける動きとお腹をひねる動きが合わさり、腸の動きを活発にさせます。 また、この方法と交互に「のの字のマッサージ」も行うと良いでしょう。 【水上先生式】大腸ゆらしマッサージ 大腸ゆらしマッサージをおすすめする理由は、日本人に多い大腸のねじれが解消し便秘が改善されるからです。 腸がキレイに曲がり角が少ない状態でお腹に収まっていれば便の流れの障害は少なくて済みますが、多くの日本人の大腸はグネグネと蛇行を繰り返し曲がってお腹の中に収納されています。 この蛇行した腸を、元の場所に戻すためのマッサージが大腸ゆらしマッサージです。 大腸がねじれやすい場所は下行結腸、S字結腸、横行結腸です。 自分の体から見ると、お腹の左上から左下にかけての部分です。 このお腹の中の腸をマッサージすることで腸を元の位置に戻すようにします。 マッサージのやり方について紹介しましょう。 仰向けになります。 お尻の下にクッションを敷きます。 下行結腸を両手でトントンと元の位置に戻すように押して、腸をゆらします。 お腹の左側を上下にトントンと1分ほど押してみましょう。 S字結腸をゆらすためにおへその横から下に向かってトントンと押します。 1分ほどおへそ周辺を押してみましょう。 立ちあがり、足を肩幅より少し大きめに開き腕を左右に振り、ねじる運動を行います。 腸がねじれるため肋骨内にある横行結腸を刺激することができます。 朝と寝る前に行いましょう。 【水上先生式】落下腸マッサージ 落下腸とは本来はお腹の真ん中あたりにある横行結腸が、骨盤側に垂れ下がり落ちてきてしまっている腸の状態です。 落下腸の原因は便秘体質や運動不足などで、本来あるべき場所よりも大きく沈み込んだ場所に大腸があるため便の流れも悪くなります。 この沈み込んでしまった腸を元の位置に戻すのが落下腸マッサージです。 落下腸の人は立ち上がった時に下腹がポッコリと出る方に多いのが特徴です。 落下腸マッサージの方法• 仰向けに寝ます。 お尻の下に座布団を2つに折るなどして入れ、お尻の位置を10センチほど高くします。 両膝を立てます。 両手を恥骨の上部あたりに置きます。 指先をお腹に押し入れ、恥骨からおへそに向かい持ち上げるように上にマッサージします。 骨盤側に落ち込んだ腸を上に持ち上げるイメージで1分ほど行いましょう。 次に、おへその横5センチ当たりに両手をあてます。 おへそ横に指を押しあてて左右交互に腸をゆらします。 この動きを恥骨に向かいながら下に降りてS字結腸をゆらしていきます。 朝起きた時と、寝る前にこの落下腸マッサージを行いましょう。 お腹が張って、おならの我慢が苦しい方へ マッサージやストレッチではありませんが「おなら」について少しだけ話をさせてください。 便秘が悪化すると腸の中の流れが悪くなり、健康な人と比べおならの量が多くなったり、臭いがきつくなったりします。 おならは人に迷惑をかけてしまうこともあり、我慢する方も多いでしょう。 おならの我慢を続けると腸の動きが悪化し、 さらなる便秘悪化の原因になります。 もしお腹の張りやおならに悩んでいるのであれば、一度食べ物や食べ方にも注意してみた方が良いかもしれません。 該当する方は以下のページを参考に、正しいおなら対策をしてみましょう。 便秘解消の腸マッサージのまとめ 当ページで紹介したマッサージ以外にもいろんな便秘解消のストレッチ方法やマッサージ方法があります。 どの方法でもよいので気になる方法があったら試して、自身に合っている方法を見つけていってください。 ちなみに私は便意を感じづらいタイプの直腸性便秘だったので、のの字マッサージと体の左下の腸をモミモミするマッサージが非常に効果的でした。 マッサージ方法はもちろん大切ですが、私個人としてマッサージと同じくらい 重要だと思うことがあります。 それは、腸が動いて便が肛門の方へ移動している「 イメージをすること」です。 無意識に動いている腸ですが、動いていることをイメージすることは非常に重要です。 なぜ、イメージが重要なのか。 以下の例を考えてみてください。 電車に乗るとお腹が痛くなる人• 重要な仕事のプレゼン前、試験前になると下痢になる人• 本屋・図書館に行くとトイレに行きたくなる人 このように、便意を催すことが 状況と連動する人は、以前その状況での便意や下痢の記憶があり、無意識に腸に意識が集中するのではないでしょうか。 もちろんストレスからくる腸への影響もあるでしょうが、それだけとも言い切れません。 腕や足の筋肉のように、 腸の筋肉は意識的に動かせません。 しかし、 イメージすることで、腸の動きに変化があると思いませんか? 腸の動きをイメージし、そのイメージ通りに腸が活発に動き、自然と便意がくることが普通になる。 このようにポジティブなイメージが便秘改善にも良い効果があると私は考えています。 腸のイメージトレーニングはすぐには結果が出ませんが、毎日行うことで体も慣れてきて、それが普通の状態になってくれば 便秘解消はもう間近! 体が覚えてくれるまで、動きをイメージしながら腸のマッサージを行ってみましょう。

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